うつ病を克服する方法

現代型うつ病

現代型うつ病が、最近増えてきています。これまでにはみられなかったタイプのうつ病です。

 

特徴は、自分ではなく、他人を責めるところです。

 

自己中心的な正確で、物が豊かな時代に育った世代であり、年代では、20代〜30代の世代に多く発症している傾向にあります。

 

幼少の頃から育ってきた環境が裕福で、耐えることに慣れていないため、ちょっとしたストレスでも、大きく受けてしまうために、その原因を、自分ではなく、他人や職場のせいにして責めるのです。

現代型うつ病とは

現代型のうつ病は、周囲に迷惑をかけてしまう点がとても厄介なのですね。

 

幼少の頃から人に依存する傾向が強く、失敗したのは、同僚や上司のせいにして、責めるのです。

 

これでは、周囲は、とても迷惑です。

 

仕事は、人が教えてくれて当然だと思っているのですね。

 

仕事って、人から学ぶものであること、技を身に付けるには自分から進んで取り組まなければ身につかないことを、すっかりと忘れてしまっているのです。

 

しかし、このような状態になる人も、最初から、「現代型うつ病」の状態ではなかったのです。

 

ストレスにさらされていたら、知らぬ間に、病に陥ってしまったのですね。

 

上司や同僚を批判的に見る傾向にありますので、当然、敵を作ってしまうのです。

 

職場の雰囲気も悪くなりますし、周囲からも、煙たがれる存在になってしまうのですね。

本当の「うつ病」になってしまうことがあります

このような「現代型うつ病」の共通していることは、

 

@ちょっとしたことでも、すぐにいらだってしまう。

 

A決められた仕事以外は、やる気にならない。

 

Bやりがいのある仕事に巡り会えなくて、自分は、不運だと思う。

 

Cこんな職場では、自分はダメになると考えている。

 

D仕事の手順は、きちんと教えてもらうのが当然だと思っている。

 

Eすぐに、同僚、上司のせいにする。

 

などの共通した特徴があります。

 

これらの状況が重なり合って、ストレスがうっ積していくと、最終的には、職場に行くのが嫌になり、本当の「うつ病」になってしまうことがあります。

職場に行くと憂鬱になってしまう!!

そして、この「現代型版うつ病」の見逃しやすい点は、普段、自宅でリラックスしている時や家族と生活していると時等は、何とも無いのですね。

 

このため、家族は、まさか「うつ病」かかっていることに全く気が付かないのです。

 

帰宅後や、休日の時は、実に、元気にはつらつとしているにもかかわらず、職場に行くと、憂鬱になってしまうのです。

一番大事なのはコミュニケーション!!

さて、それでは、この厄介な現代型版うつ病にかからないため、及び、脱出するポイントを整理してみましょう。

 

先ずは、

@「目の前の目標を設定する」・・・小さな目標を、メモしてみましょう。忙しいことから順番に、書いていきます。これが、スケジュール表になりますので、加除しながら、毎日書き込みましょう。目標ができれば、目の前が開けてきます。

 

A「生活のリズムを規則正しくする」・・・一日3食、早寝・早起き、休日は、朝からか活動をする。生活のリズムが整ってくると、仕事のストレスも受け流せるようになります。

 

B「イライラを跳ねのける・飲み込んで吐き出す」・・・馬の合わない人との職場での人間関係や上司からの無理な注文にいちいちいらだっていては、プラスになることはありません。バリアを張って跳ね返す。あるいは、飲み込んで、吐き出すようにイメージしてみるのです。本来、上司からの注文は、チャンスでもあるからです。

 

C「人をほめる癖をつける」・・・上司や同僚を見て、欠点ばかり探しては責める傾向がありますが、良い面を探す癖をつけましょう。自分でメモしてみるのも良いでしょう。こうすることによって、人を見る目が違ってくるようになります。それえは、このような「現代型版うつ病」にかかってしまった人には、周囲はどのように接したらよいのでしょうか。

 

一番大事なのはコミュニケーションです。

 

気を遣いすぎると、ますます心を閉じてしまいますので、上司であれば、比較的難易度の低い仕事を与えて、できたら評価してあげましょう。

 

自身を持たせてあげることがポイントです。同僚であれば、こまめに話しかけてみましょう。

 

「わからないことある?」とか、一緒に悩んであげることですね。

 

「大切な仲間」であることをお互いが認め合うことが大切です。